オザーク・ハウラーとは?角のある黒い獣と、2015年の写真をめぐる騒動

オザーク・ハウラーの姿を描いた挿絵 海外のUMA

森の奥から聞こえる、オオカミともシカともつかない声。

オザーク・ハウラーは、黒い毛と角を持つ大きな獣として語られる、オザーク地方のUMAです。

姿より先に声が届く怪物ですが、2015年には写真も話題になりました。

その写真は実在の決め手になっておらず、さらに古いネット上の作話を調べた記録もあります。

見た目の魅力と、資料の来歴を一緒に追います。

オザーク・ハウラーの姿|声で存在を知らせる黒い獣

オザーク・ハウラーの姿を描いた挿絵

熊ほどの体に角があるという怪物

地域紹介サイトUnlock the Ozarksは、熊ほどの大きさ、ずんぐりした脚、黒い長毛、目立つ角という姿を紹介しています。

声はオオカミの遠吠えとエルクの鳴き声を重ねたようなものとされます。

夜に聞こえる声から、まだ見えていない体を想像してしまう。

この怪物は、輪郭の曖昧さまで含めて印象に残ります。

角まで見えたという話と、声だけ聞いた話では、比べられる情報も違います。

古い伝承とネット上の物語を分ける

地域の昔話として紹介するページがある一方、未確認動物研究家ローレン・コールマンは、1998年に広まった情報を人為的な仕掛けとして調べています。

古い話のように書かれていることと、その年代の記録が残ることは別です。

本記事では、古い狩人にまでさかのぼる逸話を、確認済みの目撃年表として並べません。

2015年の写真騒動|デビルズデンで撮られた?

オザーク・ハウラーの姿を描いた挿絵

ジョン・マイヤーズが報道機関へ送った写真

Only in Arkansasの2019年の記事は、2015年にジョン・マイヤーズがデビルズデン州立公園で撮ったとする写真を報道機関へ送った騒動を紹介しています。

怪物の話が、見ることのできる画像になった点で注目される事例です。

ただし、写真の存在と、写真に写る動物の真正性は同じ問題ではありません。

州の機関は写真をどう扱ったか

同記事によれば、アーカンソー州のGame and Fishも写真を確認し、いたずらとして退けました。

したがって、この写真を本物のハウラーの証拠として紹介するのは不適切です。

資料1には当時の写真を紹介した報道への案内があります。

本記事は元画像の鑑定を独自に行ったものではなく、掲載情報と、そこに記された判断を整理しています。

出典:資料1 / 資料2 / 資料3

オザーク・ハウラーの正体は?1998年の調査も読む

オザーク・ハウラーの姿を描いた挿絵

コールマンが追ったネット上の仕掛け

コールマンが2006年に公表した説明では、1998年に複数のサイトや名義が使われ、互いの情報を参照する形で怪物の話が広められたとされています。

彼自身の本へ取り上げさせる狙いもあったといいます。

何ページにも同じ話があるからといって、何人もの独立した目撃者がいるとは限らない。

この件は、怪物探しと同時に、情報が増えて見える仕組みを調べた記録としても読めます。

結論:鳴き声の伝承と写真の信頼性は別に調べる

結論:オザーク・ハウラーは、黒い角のある獣と奇妙な鳴き声を持つ地域の怪物像です。

2015年の写真は本物と認定されておらず、1998年のネット情報には作話を追った調査があります。

未知の鳴き声を聞いた体験まで一括して説明したことにはなりませんが、その体験を特定の角のある獣へ結び付けるには、別の根拠が必要です。

森の声の不気味さを楽しみながら、写真や古い年代には、もう一段深く出どころを問うべきUMAです。

出典:資料1 / 資料2 / 資料3

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